ゆかり表現教育研究室が開催するスクーリングに渡辺先生とともに参加してきました。
幼児教育に携わる人や幼稚園教諭を目指す学生を対象としたもので、造形講座と音楽講座に分かれて二日間ゆかり文化幼稚園の先生からご指導いただきました。
教室にはたくさんの素材が用意され、無心になって制作できる贅沢な時間となりました。
大人がいっぱい準備して難しいことを一回やるよりも、たくさん材料がある中で何回もできて子供達が繰り返しの中で学んでいくことを重視した指導方針を体験を持って実感しました。
子供達が素材に触れ、使ってみたい!という気持ちが自然に湧いてくるような、先生方があちこちで集めてきた素材に私もワクワクしました!目に見える全てのものが遊びであり、学びでもある、子供達の好奇心が作ることに繋がっていく工夫があふれています。
学ぶ点は色々多かったのですが、特に幼稚園生相手でも美しいものを作ることを真剣に伝えている点は印象深かったです。似合う色はなんだろうか?といった子供にもわかりやすい問いかけたり、調和が取れやすいような素材の用意など、人間が生得的に持っている美意識を信じて伸ばしていくという姿勢が素敵だなと思いました。
これまで子供の素直な表現活動には既に多くの表現の根源的な楽しさや面白さが詰まっていているので、大人が下手な入れ知恵をするのは余計なように感じて難しいなという気持ちが少しありました。
幼稚園生でも「先生の今日のお洋服キレイだね!」なんて褒めてくれたりするくらいなので、きちんと美意識や判断基準を持っていて、それをどう表現に活かしていけるような環境や状況をを整えてあげられるかという視点も大事だなと思いました。
今回の学びを子供達に還元していけたらと思います。
今回のスクーリングでの制作を一部公開。
渡辺先生の貼り絵
わたしのモビール
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