ゆかり美術教室にはゆかり幼稚園の卒園生が多く通っています。そのゆかり幼稚園の工作では角柱、円柱、円錐、三角錐の基本形の組み合わせによって様々な形を作っています。ただ、小学校の図工では市販のキットやトイレットペーパの芯や空き箱のような既製品を用いることがほとんどだそうです。そのため、せっかく幼稚園生の頃は色々な形を0から作れたのに卒園すると忘れてしまって出来なくなってしまうので、美術教室で何か工作として取り入れられないでしょうかというお話を保護者の方から頂きました。
美術教室の工作でもあらかじめ完成形をこちらで決めたものを準備された材料で作ることが多いです。
しかし今回は全てを子供達に委ね、「街を作ろう!」というテーマと、角柱、円柱、円錐、三角錐の基本の形の作り方だけ提示し、自由に好きなものを作ってもらいました。
子供達同士で「家の近くに公園があった方がいい!」「このエリアはお店屋さんにしよう!」と話をしながら和気藹々と色々なものを作っていました。
「私がケーキ屋作るから、誰か八百屋さん作って」と協力しあったり、マンションの上にプールを作るのが流行り教えあったりと、自分たちの作る世界の中に入り込み楽しそうでした。
こうした試みは初めてでしたが、とても盛り上がり、ぜひまた出来たらいいな〜と思いました!
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